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ビットコインのホワイトペーパーって何?

仮想通貨を調べると「ホワイトペーパー」という言葉を目にします。今回は仮想通貨ビットコインのホワイトペーパーとは一体何か、ご紹介します。
2018/04/09 UPDATE
 
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ビットコインホワイトペーパーとは

ビットコインホワイトペーパーとは、2008年10月31日にSatoshi Nakamotoと名乗る人物により公開されたビットコインのおおまかな仕組みが書かれた論文です。原文は英語で、タイトルは「Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System」です。多くの方が長大な論文を想像するかもしれませんが、注釈を含めても 9 ページしかない論文です。

金融機関などの第三者を通さず低コストで取引できる電子マネーのアイデア。中央にサーバーを置かず、ネットワークで接続された端末同士でデータをやり取りするピア・ツー・ピア(P2P)という仕組みを使い、プルーフ・オブ・ワークにより取引情報の改ざんを実質的に不可能にする仕組みについて説明されています
出典: bitflyer.com
ビットコインホワイトペーパーは誰でも見れる

ビットコインのホワイトペーパーは長文で、専門用語が含まれているため、技術者でない人が読むのは難しい。

そこで、簡単に解説
1、イントロダクション
電子取引をする際、現状必ず第三者機関に頼らなくてはいけない。
これを第三者期間に頼らず、且つ詐欺や不正が起きないシステムを考えました。



2、取引
取引記録をチェーン状につなげ、且つその取引を全て可視化することで不正が発生しない仕組みを作ることができる。
更にその取引自体をみんなで監視することにより、安全性を向上することが可能となります。



3、タイムスタンプ・サーバー
取引はタイムスタンプ・サーバーから始まります。
1つ目のスタンプ・サーバーをAとし、最初の取引(タイムスタンプ)をBとし、その次をCとするならば、BCの取引をする際にはABCの全てを同時に記録することで取引が完了します。
昔流行った「覚えてしりとり」のような状態です。



4、プルーフ・オブ・ワークス
ブロックに計算式を組み込み、その正解を解くことでブロックが完成しチェーンにつながる。
この結果を改ざんするには1番最初のブロックからデータを書き換えていかなくてはならず、その前に新しいブロックが出来上がってしまうため、実質的に改ざんは不可能。



5、ネットワーク
取引が発生するとブロックから出ているノード全てに発信され、繋がろうとする。
もし2つ以上同時に接続された場合、その先に長く伸びた方が正とされ、伸びなかった方は長い方に繋がりブロックとしてまとまる。



6、インセンティブ
ブロックを作った人にインセンティブを支払うシステムを導入。
これにより攻撃するよりもブロックを生成した方が利益になり、ブロックを作ろうとする人達の動機づけになっている。



7、ディスク・スペースをリクレイムする
十分な取引記録が保存されると、それ以前の取引記録はルートだけの保管になり、重い情報はディスク・スペースを節約するために破棄することができる。



8、簡易版支払い検証
取引が完全に完了しなくとも、仮データの状態で保管することもできる。



9、価値の結合や分割
バラバラなお金を1円づつ取引するのは大変なので、それをまとめたり分けたりすることができるようにした。
簡単に言えば「じょうご」のような形にし、入り口は大きく、出口は小さく(多くても2口としている)することにより、それを実現している。



10、プライバシー
プライバシーを守るため、個人情報は匿名性の高いものとして公開するようにする。



11、計算
仮に不正を行おうとする者が発生した場合、それは極めて困難です。
どれだけ難しいかというと・・・・という説明です。



12、結論
以上から、この完璧なシステムによりピアツーピア(P2P)を実現することができます。
P2Pとは、ネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続し、データを送受信する通信方式。また、そのような方式を用いて通信するソフトウェアやシステムの総称。データの送り手と受け手が分かれているクライアントサーバ方式などと対比される用語で、利用者間を直接つないで音声やファイルを交換するシステムなどが実用化されている。
出典: IT用語辞典

アルトコインにもホワイトペーパーが存在する

現在、ビットコイン以外のアルトコインと呼ばれる仮想通貨は数1000種類以上にものぼります。

その中には詐欺的なものも多く含まれています。

投資をする上で、詐欺コインを掴むわけにはいきませんよね。

そんな時は、ホワイトペーパーをチェックしてみましょう。

その仮想通貨が世界中の人にとって重要なものとなり得るだけのポテンシャルがあるのかを見るんです。

もちろんそれだけで確実に判断できるものではないですが、詐欺コインのホワイトペーパーは適当なものもあります。

システムのことが何も書かれてないこともあったり、あきらかに信用できないものとかがあります。

大手の取引所に既に上場している仮想通貨は信用が高いですが、まだ上場していない、ICOで出てくる仮想通貨はどんなものが出てくるかわかりません。
今後、仮想通貨を見るときは、一緒にホワイトペーパーも目を通して見ましょう。

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