中国の金融当局が再び仮想通貨市場への規制強化姿勢を鮮明にした。中国人民銀行(中央銀行)は2024年11月29日、暗号資産に対する厳格な規制方針を改めて表明し、投機活動の再燃に警鐘を鳴らすとともに、ステーブルコインを含む違法金融活動の取り締まりを強化する方針を明らかにした。
人民銀行は11月28日に開催した仮想通貨規制に関する調整会議の内容を公表。会議では、仮想通貨を巡る投機活動が最近さまざまな要因によって増加しており、金融システムのリスク管理に新たな課題をもたらしているとの認識を示した。

